第4回 よくある不具合問い合わせ ディスプレイ編
よくある不具合問い合わせ ディスプレイ編
こんにちは。D-smartのsugayanです。
今日はデジタルサイネージのディスプレイ故障の内容と原因をランキングで発表するという内容です。そうならない対策を講じる助けになれば幸いです。
(あくまでD-smart DSシリーズでの場合です。)
1位、液晶パネル破損
過半数を占める原因です。液晶パネルはどこか1点でも割れると全体がダメになってしまいます。不特定多数の人が触れる環境にあるため、皆様が注意していても破損することがあります。
では、ちょっと当たっただけでダメになるほど脆いのか、と思われるかもしれませんが、そこまで脆いわけではありません。
以前、どの程度の力で破損するかを知りたく、実際にパネル割り(!?)を試したことあります。
傘とか鞄とか、普段持っていそうな物で叩いても案外割れません。もっと固い、金属や鋭利なもので結構強く叩かないとパネルを壊すことは難しいんです。
2位 端子部分破損
各種ケーブル類を接続する端子部分が壊れてしまうケースもあります。
頻繁に抜き差しをしていたり、無理に抜き差しをすると、だんだん端子部分が劣化し、最終的には接続を認識しなくなってしまいます。
3位 原因不明
外傷もない。反応しない。よくわからない。というケースです。
こういう場合はディスプレイメーカーに戻して確認を依頼します。大概、基盤等の内部パーツが原因のことが多いです。
この不具合が相次ぐ場合はメーカーの品質管理が疑われます。
番外 壊れてない
実はこれは1位と2位の間に入ります。業界あるあるのひとつです。
壊れたとされるディスプレイをチェックすると、普通に動くという状況はよくあります。勘違いか、たまたまその時おかしかったのか、本当は壊れているのか、こうなってしまうととりあえず使わないで置いておく、という対処になります。
いかがでしょうか。液晶ディスプレイはふつうに使用している限り壊れることはめったにありません。出荷前に検品もしているので、ディスプレイが点かない際は、まずは画面に傷がないか、端子部分が壊れてないかを確認されてみてはいかがでしょうか。
読んでくださりありがとうございました。